まず見分ける:「読み込まれていない」のか「本当に欠けている」のか

ワールドに空洞・虚空・宙に浮いた地形が現れても、すぐにファイルが壊れたと判断しないでください。最も多いのは実はチャンクがまだ読み込み終わっていないケースです。近づけば表示されますし、描画/シミュレーション距離を大きくしてワールドに入り直せば元に戻ります。これはデータ欠損ではなく、何も修復する必要はありません。

本当の「チャンク欠け」は、性質がまったく異なる2種類に分かれ、対処法も完全に違います。

  • 構造/パッケージのずれ:チャンクデータ自体はファイル内にまだ残っていますが、パッケージ構造が正しくない(たとえばワールドにフォルダが余分に1階層かぶさっている、level.dat が圧縮ファイルのルートにない)ため、ゲームが正しく読み込めていません。これは修復できます
  • データが完全に削除されている:チャンク自体がワールドから消えています。正直に言うと、削除されたチャンクをゼロから生成して取り戻せるツールは存在しません。できるふりはしません。

そもそも「チャンク」とは何か、なぜ一区画ずつ読み込まれるのかをまず理解したい場合は、Minecraft のチャンクとは をご覧ください。

端末上の無料診断でチャンク単位の検証をする

自分が上のどちらに当てはまるかを判断するのは、目視では難しく、チャンク単位の構造検証が必要です。.mcworld.zip、または Java版ワールドを TopoBlocks に取り込むと、デフォルトで端末上にて無料でファイルタイプ・バージョン・構造・チャンク完全性を診断し、どちらのケースかを教えてくれます。いきなり課金を求めることはありません。

  • 構造/パッケージのずれによる欠けなら、簡単な構造修復は無料です。正常に取り込めて完全性チェックを通る新しいワールドファイルを生成します。
  • 複雑な破損なら、**高度な修復(¥9/回)**になります。支払い前に具体的な問題・成功確率・リスクを表示し、失敗時は自動返金、価格はアプリ内表示が優先されます。

どちらの修復でも元のファイルは絶対に上書きしません。毎回新しいバージョンを生成し、元ファイルはハッシュごと保持されトレース可能です。ワールドがそもそも開かない、ただ一区画欠けているだけではないという場合は、ワールドが開かないときは を参照してください。診断と修復を体系的にひととおり進めたい場合は、詳しいチュートリアル ワールドの取り込みと修復 をご覧ください。

本当にデータが欠けたら、できることはこれだけ

診断の結果、チャンクデータが完全に削除されているとわかったら、正直に向き合う必要があります。構造修復はファイル/パッケージの問題を解決するだけで、もう存在しないデータは修復できません。この場合に取れる道は2つだけです。以前のバックアップから復元するか、ゲームにその領域を再生成させるか(地形はシードに従って再生成されますが、そこに作ったものは戻ってきません)。

次に同じことが起きないように、普段からトレース可能なコピーを1つ残しておくことをおすすめします。TopoBlocks の端末上での手動スナップショットは無料で、自動クラウドバックアップとバージョン履歴が必要になったらサブスクリプションを検討してください。破損や紛失のよくあるケースについては、.mcworld ファイルが壊れたときは もあわせてご覧ください。