region/.mca ファイルとは結局何なのか
region/.mca は Minecraft Java版 がワールドの主要データを保存するために使うファイルです。ゲームはワールド全体を 1 つの巨大なファイルに詰め込むのではなく、チャンク単位に切り分けて管理します。
- チャンク(chunk) は 16×16 のワールド単位で、ワールドデータはチャンクごとに生成・読み込み・保存されます。
- 32×32 個のチャンク(つまり 1 つの「リージョン(区域)」)が 1 つのファイルにまとめられます。ファイル名は
r.0.0.mca、r.-1.2.mcaのような形で、rは region(リージョン)、続く 2 つの数字はそのリージョンの座標です。 - これらのファイルはすべてワールドセーブの
region/フォルダに入っており、内部は NBT(Named Binary Tag) バイナリ形式でブロック・エンティティ・ブロックエンティティなどのデータを保存しています。
つまり、あなたが目にする region/r.x.z.mca は壊れたファイルではなく、Java版ワールドの正常な構成要素です。探索すればするほど、ワールドが大きくなるほど、region/ 内の .mca ファイルは数も増え、サイズも大きくなります。これが Java版ワールドセーブの容量増加の主な原因でもあります。ワールドフォルダ全体の場所と構造について知りたい場合は Minecraft のセーブデータはどこに保存される? をご覧ください。
なぜこれが「開けない/インポート失敗」に関係するのか
.mca の場所を理解しておくと役立ちます。なぜなら、多くの「ワールドが開けない」は実は 構造の階層問題 であって、.mca そのものが壊れているわけではないからです。
- Java版ワールドが正しく認識されるには、
level.datがセーブのルートディレクトリにあり、region/フォルダも本来あるべき階層にある必要があります。フォルダが 1 階層余計に被さってしまうと、ゲームはワールドを見つけられません。 - この種の ファイル/パッケージ/構造の問題 は、TopoBlocks で 既定で端末内・無料 で診断できます。ディレクトリ階層、
level.dat、region/などの構造を読み取り、問題がどこにあるかを教えてくれます。単純な構造修復(余計な外層を取り除く、ファイルを正しい階層に戻すなど)は無料で、正常にインポートできる新しいファイルを生成します。元ファイルを上書きすることは決してなく、毎回元のバージョンを残して追跡できるようにします。 - 正直にお伝えすると、構造診断/修復はファイルレベルの問題しか解決しません。mod の非互換、ゲームバージョンの不一致、端末のメモリ不足 といったファイル以外の原因によるクラッシュには、構造修復は役立たないため、原因に応じた対処が必要です。
region/.mca と統合版 (Bedrock) の db/ は何が違うのか
ここが最もつまずきやすいポイントです。Java版と統合版 (Bedrock) のワールド形式はそもそも互換性がありません。
- Java版:ワールドデータは
region/内の.mcaファイル(NBT バイナリ)にあります。 - 統合版 (Bedrock):ワールドデータは
db/フォルダ内の LevelDB データベースにあり、ファイルの見た目がまったく異なります。統合版側の保存方法について知りたい場合は 統合版 (Bedrock) の db/(LevelDB) とは? をご覧ください。
両者の基盤となる形式が異なるため、Java版の region/.mca をそのまま統合版 (Bedrock) に放り込むことは できませんし、その逆もできません。同じマップをエディションをまたいで遊ぶには形式変換が必要です。しかも TopoBlocks が対応するのは Java版 → 統合版 (Bedrock) の一方向のみ で、統合版 (Bedrock) から Java版へ戻すことはできません。変換前にまず互換性スコアを提示し、課金は都度・失敗時は自動返金、価格はアプリ内をご確認ください。両形式の完全な比較は Java版と統合版 (Bedrock) のワールド形式は何が違う? をご覧ください。